2018年7月20日金曜日

横浜市教育委員会が「再登校」表現をカットしました!

 2018年7月18日の朝日新聞朝刊横浜版によると、横浜市教育委員会は不登校児童生徒の支援目的を定めた要綱をこの4月に改正し、「再登校」の表現をなくしたそうです。

 そうすると、学校に復帰することだけが目標ではなく、学校外で生き生きと過ごせる場があればそれでよいということです。そして、目的として、「将来的に社会的自立ができるようにすること」となったそうです。学校復帰は選択肢の1つとの位置づけになりました。

 その新聞記事にも書かれていますが、この動きは2016年末に成立した教育機会確保法の方針に沿ったものです。

 だからといって、不登校になっている子どもたちひとりひとりにとっての苦しい状況が、今日大きく変化することはないかもしれません。が、以前の親の会では、学校復帰を迫ってくる学校にどう対処するかということが中心的話題だったそうですから、そのようなストレスから解放されることを歓迎したいと思います。

例会のご報告 ~子どもが不登校になって気づく素晴らしさ~

 昨日、平日の例会があざみ野にある山内地区センターで行われました。参加者は5名でした。

 誰でも子どもが学校に行けなくなると、親としても戸惑い、不安、焦りで困惑するものです。そんな中で、子どもを認め、応援し、見守り続けてくると、子どもも落ち着き、そして、自分の道を探し求めて動き出すようになることを昨日の話の中でも改めて伺うことができました。

 不登校になったからわかったこと、考えたことや開かれていく道があり、不登校にならなければただ周囲の流れに流されるだけだったのではないかという話もありました。不登校になると親子ともに人生を考えさせられます。

 もちろんそこに来るまでには親子ともに葛藤、いろいろなつらさ、不安との闘いがありましたし、それなりの時間もかかります。子どもたちはまだ保護者やいろいろな方の支援が必要ですし、これからも困難はあるかもしれません。ですが、新しい希望に出会って歩んでいくことの喜びはまた格別です。

 これから夏休みで、ふだん家にこもりがちな子どもたちもちょっとほっとひと息できる時です。猛暑に気をつけながら、リラックスできる夏を過ごしてほしいと願っています。

 ホープ&ライフの次回の例会は、9月1日(土)の予定です。
また、平日の例会は不定期ですが、11月頃を予定しています。

 

2018年7月9日月曜日

7月7日例会のご報告と予定のお知らせ

 豪雨被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

 7月7日(土)に横浜都筑地区センターで7月の例会がありました。お父さん3名を含む17名の参加者がありました。

 今回は急でしたが、学校時代に不登校、そして、成人した後にひきこもりを経験した方が来てくださり、体験談を伺うことができました。また、同じく参加者の中にも同様の経験をされた方がいて、その方のお話も伺うことができ、いつもとは違った会となりました。

 そのお話の中で、自分に向き合い、見つめなおすことができた時に、自己否定から抜け出していったということが語られたのが印象的でした。

 次回の集まりは平日です。平日の方が参加しやすい方はどうぞご参加ください。(現在平日の方が少人数で、話しやすいです。)

 〇7月19日(木)15:00~17:00
  @山内地区センター 3階 会議室3B

 〇8月はお休みします。

 〇夏休み明けは9月1日(土)を予定しています。

 

お問合せ・参加申込される方へのお知らせ

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1~2名のご参加はそのまま会場に来て下さってかまいません。

ご理解ご協力どうぞよろしくお願い申し上げます。